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【探偵調査員が教えるここに盗聴盗撮器があり！～部屋に潜む危険な箇所～】

大阪・神戸・京都・奈良エリア浮気調査相談員のNです。
今回は盗聴盗撮器について記させていただきます。

盗聴・盗撮の被害は他人事ではなく身近に潜んでいるものだとご理解いただき、ご自身で予防対策ができるように分かりやすく解説していきます。
まず、『私のまわりに盗聴器など仕掛ける人なんていないから大丈夫！』
ほとんどの方が、このように皆様思われていることでしょう。

残念ながら、それは大きな間違いです…。
もちろん個人を特定して盗聴・盗撮を行う者は当然のように危険になりますが、個人を特定せず不特定多数に向ける。もしくは、興味本位で盗聴・盗撮機器を設置する愉快犯的な者も多く存在するのが現実です。
盗聴・盗撮機器には分かりやすく分類すると二種類あり、
①半永久発信型(電池不要)
②時限型(要電池・稼動時間に制限あり)

半永久発信型の場合は電源さえ確保できれば半永久的に盗聴電波を発信し続けます。
また市販されている多くの盗聴器の発信電波(周波数)はほとんど同じものを使っている場合が多く、受信機さえ有れば誰でも盗聴電波を拾うことができてしまうのです。自ら盗聴器を設置せず受信専門の盗聴犯も多く居るのです。
この事から、例えば賃貸マンションの部屋に半永久発信型の盗聴器がしかけられていたとします。
入居者が何人変わろうが、何年入居しようが電源を使っている以上、常に盗聴電波を発信してしまうのです。
ストーカー目的で以前の入居者が盗聴器をしかけられました。
後に盗聴されている部屋と知らず入居したあなたは…？
上記でお伝えしたように、自ら盗聴器を設置せず盗聴されている電波を拾う受信専門の盗聴犯の餌食になってしまいます。
時限型の場合は、半永久発信型の物と違い場所に制限がありません。
ほとんどの盗聴器が日用品に偽装されておりパッと見では見分けが付きません。会社・公園・カフェ・レストラン・レジャー施設・自宅・・・etc
どこにでも潜んでいる可能性があります。
日常生活の至る所に盗聴・盗撮の危険がある事をご理解いただけたと思います。
ここからは一般家庭においてどんな物に偽装しているのか？
を、簡単にまとめておきます。

□二叉・三叉ソケット
□電話モジュラージャック
□延長コード
□携帯・スマートホン
□筆記用具(ペン等)
□時計
□電卓
□パソコンマウス
□電話機
□キーホルダー
□傘
□ＵＳＢメモリー

書き出すとキリがないですが、ほとんどが日常に溶け込める物ですね。

次に、盗聴器・盗撮器がしかけられやすい場所をまとめます。

□室内灯
もちろん偽装品もありますが、偽装ではなく室内灯そのものの裏側に設置されていることが多く、主に室内灯の電源を使用するものであり盗聴器・盗撮器ともに設置事例が多い。
□時計
時限型の偽装タイプもありますが、電源を必要とする置時計の中に仕込まれている事例あり。
□コンセント
広く知られておりますが、コンセントの裏側に設置されている事例が多く、偽装品も多く世の中に出回っている。設置も容易。
□ぬいぐるみ
贈り物などに多く、中に盗聴器・盗撮器がしかけられている事例が多い。
□換気扇
見えにくい内側に設置されている可能性があります。
□絵画
絵画の裏側などは要注意。訪問者による設置が多数。
□花瓶
絵画同様に、訪問者が一瞬の隙に設置するケースが多い。
□エアコン
室内の高い位置に設置している為、仕掛けられていても気づかない場合が多い。
□机
裏側や引き出しの底などに設置事例あり。

いかかでしょうか？
もちろん書き出したものがすべてではありません。
中には寄生タイプと言い電話線などに偽装しており、それを電話本体に差し込む事で、電話の会話を主に盗聴するものなどもあります。
盗聴器・盗撮器がどんな物に偽装しているのか？
どんな場所に主に設置されているのか？
が少しは分かっていただけたと思いますが、これだけは伝えさせてください。

＜POINT①＞
ご自身発見されても、１人で処理をしないでください！
また、発見した時に電話などで発見した事を誰かに相談したくなると思いますが、一度外に出て盗聴器・盗撮器発見場所を離れてから電話や連絡をするようにしてください！

＜POINT②＞
まず電源に設置されている場合は処理方法を間違えると感電の恐れがあります。
また一番怖いのは、市販されていて誰でも手に入る安価な盗聴器(３，０００円程度)の受信範囲は２００ｍほどです。値段によりますが多くの市販されている物の受信範囲は７００ｍ以内とお考えくだい。
盗撮器にいたっては安価な物(２万円程度)なら５０ｍ。高価な物(１０万円以内)でも２００ｍほどの受信範囲です。
コンクリートマイクなどもありこの場合は壁越しです。あえて受信範囲の説明をするかと言うのも…
もしあなたを特定して盗聴・盗撮を行っていた場合、あなたが盗聴・盗撮に気付いたまさにその時に、設置した犯人が盗聴・盗撮電波を受信していたら？
盗聴なら約７００ｍ以内、盗撮なら約２００ｍ以内に犯人がいるのです！
あなたに盗聴や盗撮の事実に気付かれたと分かった犯人は、興奮し更なる犯罪や行動に移る可能性も有ります。あなたがどんな被害に合ってしまうかわかりません。
これらのことから、必ず専門機関(探偵・警察)に相談して正しく処理をしましょう。

＜POINT③＞
・引越しの場合などはまず探偵などに相談し盗聴器・盗撮器があるのかを調べる。
・他人から物を貰った時は注意する。
・他人を部屋に招き入れた後に部屋が変わっている所がないか？
大袈裟かもしれませんが、日ごろからよく部屋内と出入りする人を観察し注意することは大事なことです。

以上で簡単にまとめましたが、最近では盗聴・盗撮もハイテク化が進み受信範囲も広範囲なものから見た目だけではまったくわからないものへ常に進化しています。
人事だと思わずにまずは一度調べてみることをお勧め致します。

それでは次回は、
『探偵に聞いてみた！・・・お客様から実際にあった相談・・・浮気・ストーカー・人探し・盗聴・・・』
弊社に寄せられた実際にあった、お客様からの相談内容とその返答を数件分かりやすく簡単にまとめます。
ご覧いただいているお客様にも、抱えられているお悩みに似たものがあるかもしれません。
ご相談前に解決できることもあるかもしれませんので、ご参考にご覧いただければ幸いです。

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